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ママの産休もパパの育休も、ひとつの家計で見通す。

堺市で妊娠・出産したら受けられる、市の支援とお金

おなかの大きいママが母子手帳を持ち、パパがスマホを見て話しかけ、男の子がおなかに手を当てている絵

妊娠がわかってから赤ちゃんが1歳になる頃まで、堺市の支援は時期ごとに窓口が変わります。いつ、どこに申し込み、いくらかかるのかを順に並べました。

最終確認日 更新

先に結論

  • 妊娠中は、胎児の心拍が確かめられたら、堺市の電子申請で妊婦のための支援給付(5万円)を申請します。予定日の8週間前の日からは、おなかの子どもの人数を届け出ると、1人につきさらに5万円です。
  • 生まれたら、区役所の保険年金課で子ども医療費助成の手続きを。府内の病院で払うのは、1つの医療機関で1日500円まで、月2日分までになります。
  • 産後に頼れる人がいない時は、産後ケアと育児支援ヘルパーが使えます。使い始める日の10日前までに、区の子育て支援課か電子申請で申し込みます。

出生届・児童手当・出産育児一時金など国の手続きは、時期ごとのやることにまとめています。この記事では、堺市と大阪府の支援を扱います。

妊娠中:給付金の申請と、健診の受診票

妊娠がわかったら、住んでいる区の保健センターに妊娠届を出します(郵送はできません)。保健師などとの面談があり、母子健康手帳と一緒に、健診や検査の受診票(病院に出すと、市が費用を負担する用紙)を受け取ります。

支援給付申請できる時金額
1回目医療機関で胎児の心拍が確かめられた後5万円
2回目出産予定日の8週間前の日から子ども1人につき5万円

どちらも堺市電子申請システムから出します。紙で出したい時は、こども育成課(072-228-7612)に問い合わせます。

1回目は、本人確認書類、マイナンバーの確認書類、振込先の口座がわかるものを用意します。振り込みは、不備なく受け付けてから2か月ほど。期限は、1回目が妊娠の確定した受診日から、2回目が予定日の8週間前の日から、それぞれ2年です。心拍の確認後に流産・死産・人工妊娠中絶となった場合も、1回目・2回目とも対象になります。

妊婦健診は、受診票14回分で総額12万300円までを市が負担します(2025年4月から)。使えるのは大阪府内の医療機関と助産所で、検査の内容によっては自己負担が出ます。

生まれたら:医療費の助成、赤ちゃん訪問、健診

子ども医療費助成は、0歳から18歳になった後の最初の3月31日までが対象で、所得制限はありません。申請先は区役所の保険年金課です。子どもの健康保険の資格がわかるもの(マイナ保険証なら、マイナポータルの健康保険の画面)を持って行きます。加入の手続き中なら、加入する予定の保護者の資格がわかるもので手続きできます。

生後4か月頃までには、赤ちゃん訪問(無料)があります。「新生児訪問」は助産師か保健師が来て、体重も測ります。母子健康手帳の別冊にある「出生連絡票兼訪問依頼票」を区の保健センターへ郵送するか、電子申請で申し込みます。申し込まない家庭には、地域の保育士などが「こんにちは赤ちゃん訪問」で来ます(日時はハガキで届きます)。

健診・検査時期費用
新生児聴覚検査生後30日以内公費は5,000円まで
検査の種類で1,500円まで
産婦健診
ママの健診
産後2週間前後と1か月前後無料
1か月児健診生後28〜41日無料
4か月児健診保健センターから案内無料
乳児後期健診生後9〜11か月無料

聴覚検査・産婦健診・1か月児健診の受診票は、母子健康手帳の別冊に付いています。乳児後期健診の分は、4か月児健診の時に受け取ります。

里帰りなどで、大阪府外で受けた時

妊婦健診を府外で自費で受けた時は、区の保健センターに助成を申請できます。期限は、最後に受診した日か出産の日の、遅い方から1年以内です。助成には上限があり、領収書の原本が要るので、捨てずに取っておいてください。新生児聴覚検査・産婦健診・乳児の一般健診(1か月児と後期)にも、府外で受けた時の助成があります。期限などは保健センターに確かめてください。

産後がしんどい時:産後ケアと育児支援ヘルパー

産後ケアは、助産師などがお母さんの体や授乳、赤ちゃんの育ちを見てくれる事業です。1歳未満の赤ちゃんとお母さんが一緒に使います(施設により、受け入れる月齢が短い場合があります)。宿泊型とデイサービス型は、周りに支援してくれる人がなく、家での子育てに困難を感じている方が対象です。

型料金減額後/非課税等
宿泊型
1泊2日・3食
5,200円3,500円/1,300円
デイサービス型
10時〜19時・2食
2,600円2,300円/700円
訪問型
助産師が家へ・2〜3時間
3,500円1,000円/500円

減額は3つの型を合わせて5回まで、申請の時に申し出ます。「非課税等」は市民税非課税・生活保護の世帯の料金です。使えるのは1回の出産につき宿泊7泊・デイ7日・訪問3日、合わせて14日までです。

育児支援ヘルパーは、妊娠中や産後の心と体の負担で家事や育児が難しく、手伝ってくれる人がいない家庭に来てもらえる制度です。妊娠届を出した日から出産後1年以内に、最大50回(双子以上は80回)使えます。里帰り出産の方や、手伝いに来る人がいる方は対象外です。

区ごとの窓口

妊娠届・健診・赤ちゃん訪問は区の保健センター、産後ケアと育児支援ヘルパーは区役所の子育て支援課が受け付けます。

確かめられなかったこと

子ども医療費助成を、生まれてからいつまでに申請すれば生まれた日にさかのぼれるかは、市のページに書かれていませんでした。区役所の保険年金課に確かめてください。

書いた人

ママの産休もパパの育休も、ひとつの家計で見通す。

RYU

育休中のお金の出入りを月ごとに知りたくて、この計算ツールを作った2児の父です。

わが家の経験

  • 2023年7月〜2025年4月1人目のとき、妻が産休・育休を取り、職場に復帰
  • 2026年10月〜2人目が生まれ、妻が産休・育休へ
  • 2026年10月・11月私は会社の男性で初めて、産後パパ育休を2回に分けて合計14日取得

社会保険労務士・税理士ではありません。確認は会社・ハローワーク・年金事務所で。

次に読む

出典(一次資料13件・2026年10月23日に確認)
  1. 堺市『妊婦のための支援給付』(2026年7月14日更新/2026年10月23日確認)
  2. 堺市『妊婦健康診査』(2026年7月14日更新/2026年10月23日確認)
  3. 堺市『大阪府外で妊婦健康診査を受診した方などへの費用助成』(2026年7月14日更新/2026年10月23日確認)
  4. 堺市『新生児聴覚検査』(2026年9月18日更新/2026年10月23日確認)
  5. 堺市『産婦健康診査』(2026年7月14日更新/2026年10月23日確認)
  6. 堺市『堺市の妊娠・出産に関する事業』(2026年1月版のPDF/2026年10月23日確認)
  7. 堺市『4か月児健康診査』(2026年7月14日更新/2026年10月23日確認)
  8. 堺市『乳児家庭全戸訪問事業』(2026年7月14日更新/2026年10月23日確認)
  9. 堺市『子ども医療費助成制度』(2026年3月5日更新/2026年10月23日確認)
  10. 堺市『産後ケア事業』(2026年8月19日更新/2026年10月23日確認)
  11. 堺市『堺市育児支援ヘルパー派遣』(2026年7月14日更新/2026年10月23日確認)
  12. 堺市『保健所・各保健センターの所在地』(2021年10月11日更新/2026年10月23日確認)
  13. 堺市『子育て支援課』(2026年7月14日更新/2026年10月23日確認)